2025.4.21
真鯛の煮付
今日はランチに、どうしても”魚の煮付け”が食べたくなり
いつもの薬院の定食屋さんへ。
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博多炉端 魚男(FISH MAN)/福岡県福岡市中央区今泉1-4-23
迷いなく「真鯛の煮付け」を。
ホントに魚好きを自称するブロガーならば
食後の様子(魚の骨)まで載せるべき・・・?
余すところなく、美味しくいただきいました(-人-)
(お見苦しかったらスミマセン・・・)
思えば自分が子供の頃、
実家(熊本県八代市)では、1週間のうち3~4日は夕飯の食卓に
魚の煮付けがあがっていたものだ。
海岸線の堤防まで200M程の位置に暮らしていた我が家にとって
ごくごく当たり前の日常の光景だったし
自分の中では飽きもなく
カレーやハンバーグなんかより美味しく食べていた記憶。
煮付けで出されていた魚の種類は、頻度順に
1位:太刀魚(たちうお)
2位:鯛(骨まわりの”アラ”部分が主)
3位:サバ、イワシ
太刀魚は有明海沿岸に暮らす我々にとって馴染み深く
関西や関東に行くと、大型スーパーでなければなかなかお目に掛かれない。
当時私も、保育園の年中にして
太刀魚の骨がどのように身の中に入っているのか、
どう箸を入れたら綺麗に食べられるのかまで
完全に熟知していた。
そしてご飯の1杯目は、魚の身をおかずに。
2杯目は煮汁をご飯にぶっかけて、という流儀まで(笑
上には上がいるもので
隣に座っていた祖父がそっと教えてくれた。
”食料がまだ充分でなはなかった昔は、煮魚を食べ終えたあとに
空いたご飯茶碗に魚の骨と煮汁を少々入れて、そこへお湯を注いで
最後の最後、骨についた僅かな身や骨の髄まで食べていたんだよ。
それを「骨汁(こつじる)」って呼んでね ” と。
さすがに現在、定食屋でシメに「お湯ください」とは頼めませんけど(笑
でも今日の定食はそうしたいくらい美味しかった^^
真鯛に感謝(-人-)
また来ます!