2022.6.15
クライアントワーク
ふと、先月にテル(アヒルストア店主・齊藤輝彦)と
久しぶりに再会を果たしたときのことを思い返していた。
そのときに
” 結局さぁ、建築の設計ってクライアントワークなんだよね、大変だよね・・・(byテル ”
って話題になった。
※クライアントワーク:
あくまでもお客様(クライアント)の要望が主導となって、こちら側の設計者(カスタマー)は
聞き手(後手)にまわって創造すること。もしくは純粋な創造が出来ない状況のこと。
ワインでほろ酔いになりながらも、
話の中身は真面目なもんで、お互い異論なく納得。
テルも元々は建築上がり。
こちらの置かれている状況をよくわかってくれていて
会えばいつも心の中をギュッと抱きしめてくれる優しいヤツ^^
・・・話は飛んで
昨晩、たまたまスマホ検索に引っ掛かった、とある著名な作家の動画に惹きこまれた。
インタビュアーから
「 ご自身の作品に照らして、これから将来、こんな世の中にはなって欲しくないなぁ、
という想いなどありますか? 」 との問いに
その作家は灰皿で火を消すと、ひと呼吸おいて
” 今の社会はもう充分なって欲しくない世の中になってしまってますよ・・・ ”
” 世間の過剰な消費の気まぐれに付き合うことはできないし、付き合いたくもないですね・・・ ”
” もっとちゃんとした仕事をしたい ”
” それをちゃんと受け止めてくれるお客さんに出会いたいと思ってモノをつくり続けています・・・ ”
と、堂々たる返答だった。
胸の奥につかえていたものがスッと押し流された。
世間に向けて代弁してもらえた気がして、涙出たな・・・。
やっぱそうでなきゃ(泣笑
クライアントワークであろうが何だろうが
こちら側の信念は貫いたらよろしいっ!!
まだまだ途中! さぁ~て、突き進むかぁ~~っ!