計画主旨
『2020年東京オリンピックを機に、日本の地域食文化を世界へ広めるべく、そのアイコンとして新しい屋台をデザインする』
九州で屋台と言えば福岡県福岡市(中洲・天神屋台)が最も有名だが、今回のクライアントとは異なる。プロジェクトは昨年暮れに発足し、今年夏までの路面オープンを目指すというもの。
しかし実状は、新規に営業許可を得るまでに様々な法律の壁(食品衛生法、消防法、道路法、道路交通法)が待ち構えており、果たして実現可能かどうかは未だ先行き不透明と言える。
我々プロダクトデザインの面々は法律から一旦距離を置き、ある程度レギュレーションを想定しながらデザインとモックアップを繰り返し、プロトタイプの検討を推し進めることになる。
© 松本健志_建築設計事務所/ PRODUCT事業部