2023.9.2
フローリング材
今日は新築住宅の床材を選びに福岡市内のフローリングメーカーへ。
LDKをメインに全面的に張る建材。
自分がフローリングをセレクトするときのポイントは・・・
『 自然な質感のモノ、裸足で触れて肌触りがよいモノ 』
人工的な質感はまず選ばない。
本音を言えば「無垢材」が理想だけど、乾燥や反りの問題もあって
結局は下地に合板が張り合わせてある「複合フローリング」の中からセレクト。
『 板幅が広いモノ、板の長さが長いモノ 』
要は、1枚当たりの板がより大きめのサイズで、ダイナミックに使ってあるモノが優先。
板が小さく細かいサイズのものを寄せ集めてある製品は好みません。
『 衝撃に対する硬度、メンテナンス性 』
これから永い時間、日常生活をともにする建材であるがゆえに
一定の衝撃に耐えられる硬さであることと、メンテナンスが容易であること。
最近の複合フローリング材はワックス掛けまでは不要で、乾拭き程度のお掃除でOK。
『 インテリアや室内空間とのバランス 』
キッチンや置き家具、カーテン類のデザインや色合いなど
インテリアの他の要素らが先に決まっていれば、床材もより選びやすい。
当然、壁や天井材との関係性も大切にはなってくるものの、
今回のインテリアがたまたま白一色なので、建具扉との関係だけ注意を払えばよい。
拝見してみて、一番気になったのは「ヘリンボーン」のパターンかな。
おそらくイタリア製のキッチンと置き家具が並びそうなので、
欧州のデザインに見合った床材なのかもしれない。
このあとサンプルを幾つか用意して、
クライアントにプレゼンした上で最終決定します!
data:
ikuta福岡天神ショールーム/福岡市中央区大名2-9-34