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2024.4.9

設計

模型搬送ミッション①

本当ならば、2月の最終週に都内へ出向いて打合せする予定だったのが、
なんとその直前に自宅階段で転倒して腰の骨を骨折してしまい、今日に出張延期となっていました。

もう骨はくっつきましたので、どうぞご心配なく。
その節は関係者皆さんには大変ご迷惑お掛けいたしました(-人-)申し訳ございませんでした。

 

という訳で今日から2泊で都内へ。

2月末に骨折入院から明けて、医者からは ” 絶対安静 ” の釘を刺され
腰にコルセットを巻付けながら自宅事務所にこもり、せっせと模型を作成。←約1ヶ月間

その模型というのが、今回、都内でクライアントへプレゼンする提示資料のひとつ。
(他にも図面やCGなんかもアリ)

 

 

ここで、重大なミッション・・・!!!

 
せっかく作ったこの模型を一切壊すことなく
福岡の自宅事務所から打合せがある都内(港区・虎ノ門)まで運ばなければならない。

 
宅急便とかで「コワレモノ」扱いで発送する方法もあったけれど
あまりにも壊れやすくて繊細なので、大変だけど自ら手で持っていく方法を選択。

 
うーーーん、きっと最大の難関は飛行機の搭乗&機内。
その次は空港からホテルまでの道のり。
打合せは翌日なので、いったん今日のゴールは宿泊するホテル。

 
一応そのへんも見越した上で、模型を入れる箱なんかは、あらかじめ
機内に持ち込みが許されている最大サイズをネット調べて、ギリギリいける寸法で自作。
(横幅60cm×奥行50cm×高さ20cmが最大らしい)

 
箱は重心を安定させるために”風呂敷”に包んで両手で持って運ぶスタイル。←設計士あるある
そのため荷物は全てリュックに入れて背負って移動する。

 

 

絶対に模型を守りきるための移動手段&作戦はこうだ!

① 自宅→福岡空港
  自分の車のトランクに積んでゆく。車は空港専用の格安駐車場へ3日間停めっぱなし。

② 福岡空港→羽田空港
  窓口で預ける荷物は模型じゃなくてリュックの方。模型は大切に機内へ持ち込む作戦。

③ 羽田空港→ホテル
  ホテルが人形町なので空港から乗り継ぎ無し直通の”京急・浅草線”に乗る。

④ 翌日ホテル→虎ノ門
  ホテルからタクシーに乗って万全の作戦。

 

しかし万全かと思われたこの作戦、のっけからその思惑は崩されることに・・・
突然、福岡空港の搭乗ゲートでCAさんから呼び止められる・・・

CA『 松本さんですか? 』

私『 はい。』

CA『 せっかくですが、この飛行機に搭乗いただくことは出来ません。』

私『 えっ、えええ・・・?? 』

 

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