私自身、20歳の時にアトリエの世界を突き進むことを決意してから、将来自分が事務所を構えた時には、専属スタッフを雇うまでの責任は負えず、きっと「独り親方スタイル」でいくんだろうな～と踏んでいた。そして現在、その通りになっている。

皆さんにも、きっとフツーに経験があるはず。日頃から、雑多でなかなか片付かない自分の部屋に突然訪問客がやって来ることになって、慌てて整理整頓するハメになり、結局はおかげで部屋中が片付いてスッキリした～なんてことがね。

先日、仕事で「 本音と建て前 」に遭遇した。仕事で絡むことは初めての機会だったので多少の不安があった。私の方も少し言葉を選び過ぎたのかもしれない･･･。

今年もまた、盆休みに家族を連れて原風景（実家）に戻ってきた。熊本県は八代（やつしろ）市。いわゆる山里の田園風景とは少し違った、耕作地が数haにも及ぶ広大な干拓地。

突然だが、私の母の最終学歴は中学卒業らしい。
「らしい」というのも、私も含め家族は誰ひとり、母親のそんなキャラに見合わない学歴なんて昔から全く気にしていないからだ。

そもそも、自分の理念やルールを押し曲げてまでも、請けなければならない仕事ってあるんだろうか?